ていねいにスラスラと

おかだ式計算プリントシステムの開発者のつぶやき

ガリレオと学ぶ力

1983年5月9日、ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世は、ガリレオ・ガリレイに対する宗教裁判の誤りを認めました。

 

 

ガリレオに対するローマ教皇庁の裁判は二回行われました。

 

一回目の裁判は1616年。

 

地動説(地球の周りを太陽が回っているのではなく、太陽の周りを地球が回っていると言う考え方)を唱えだしたガリレオに対して、「そんなアホな事を今後は言うな」と命じられて、ガリレオは「わかりました」と答えたようです。

 

でもガリレオ自身は地動説を確信していたわけです。そこで、考えに考え抜いて「天文対話」という本を書きました。

 

地動説を唱えてはいけないと言われて「わかりました」と言っているわけですから、自分で地動説を話すわけにはいかないので、くふうをしました。

 

天動説(地球の周りを太陽が回っていると言う考え方)を信じている人と、地動説を信じている人と、どちらでもない人の三人の話し合いとして本を書いたのです。これならガリレオ自身はどちらかを正しいと思っているのではなく、両方の仮説(考え方)を紹介しただけだ、というわけですね。

 

 

そんな風にローマ教皇庁に説明して、一度はローマ教皇庁も「まぁいいか」と認めたんですね。

 

でも、普通に読めば論理的なのは地動説だと思っちゃうように書かれているわけです。ガリレオ自身がそう思っているのですから…

 

ともあれ、天動説派の人たちににらまれ、再び裁判が行われ、ガリレオは有罪になります。「地球は動いていません」と宣誓させられた上に、それ以後は死ぬまで監視されて人生を終えます。1633年のことです。

 

 

それが間違いだったとローマ教皇庁が正式に認めるまで350年もかかったわけです。

 

間違いだったという公式見解を出したのは、ガリレオの裁判だけではなく、カトリック教会全体が犯した間違いをいくつもいくつも謝罪したヨハネ・パウロ二世の動きの中でした。天動説か地動説かを判断したというより、教会が科学の論争に介入し暴力的に一方を押さえつけたことに対する謝罪だったのでしょう。

 

 

ところで現代科学は、太陽の周りを地球が回っていることは確かだけれども、その太陽も銀河系の中心の周りを回っていること、さらにはわれらの銀河系も動いている事を明らかにしてしまいました。

 

真実に近づくことは出来ても、真実を知ることは出来ないのが人間の智慧なのです。

 

 


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