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ていねいにスラスラと

おかだ式計算プリントシステムの開発者のつぶやき

ノストラダムスと大破局

1555年の5月4日、フランスの占星術師・ノストラダムスが『百篇詩集(諸世紀)』を出版しました。日本では、その解釈をした本である「ノストラダムスの大予言」(五島勉・著)が1973年に出版され、ベストセラーになりました。

 

「16世紀の人が、第二次世界大戦などを予言していた。しかも、その予言には『1999年7月に人類が滅亡する』と書いてある』というのですから、無視するのがむずかしい人も多かったのでしょう。

 

人類はいずれ絶滅する

もちろん1999年に人類は滅亡しませんでしたし、よく読んでみると他の「予言」もこじつけに近かったようです。いつの間にか忘れ去られてしまいました。

 

けれども、今は地球上を我がもの顔で支配しているかのような人類ですが、恐竜と同じように、いずれ必ず絶滅します。しかも、「あと100年は人類は滅亡しない」とも言いきれません。

 

核戦争の可能性

 

一つには核兵器です。最盛期には米軍だけで2万発以上持っていた核弾頭が、2014年には世界中で1万6千発くらいに減りました。とはいえ、そのうち4000発はたった数分で発射できる準備が整っている戦略核兵器です。水素爆弾3発で、日本は壊滅できます。それが4000発。いつ発射されるか分からない状態のままなのです。

 

しかも地球上で戦争の火種が消えたことはありません。最近は戦争のタネをわざと増やしているような人が増えているようにも見えます。人類の滅亡とほぼ同じ意味を持つ全面核戦争を起こす可能性を、私は否定しきることはできません。

 

 

破局噴火などの天災

たとえば、アメリカ合衆国イエローストーン国立公園の地下には、公園面積と同じくらいの範囲にマグマがたまっていることが分かっています。そのマグマが噴火したのが、220万年前・130万年前・64万年前のことだと分かっています。その周期はだいたい60万年くらいですから、いつ噴火しても不思議は無いのです。

 

 

 

 

この破局噴火が起こると、半径1000キロメートルの範囲で即座に人はもちろん、呼吸する生き物はすべて火山灰で窒息死するという予想があります。なんと、アメリカ合衆国の面積の半分です。

 

しかも細かい火山灰が大気中に残り続けるため、地球の平均気温が10度くらい下がるのが5〜6年続くと考えられています。急激な気候変動によって、農業は壊滅状態になるでしょう。これは、小惑星が地球にぶつかるといった、あるかどうか分からないことではありません。100万年もしないうちに、まず確実に起こることです。

 

日本レベルの破局噴火

これほどの破局噴火ではないにしろ、日本全体がダメージを受けるほどの大噴火は7000年から1万年に1回くらい起こっています。およそ7300年前に起こった鬼界カルデラの火口は屋久島付近なのですが、半径100キロくらいまで火砕流が広がったようです。その火山灰は秋田県でも降っています。

 

この火山灰の降下だけで、日本の送電網はズタズタになり、電子機器は使い物にならなくなります。電車はもちろん車も動かなくなるでしょう。この破局噴火が阿蘇付近で起これば、1億2000万人の日本住民が死ぬという予想もあります。

 

こういう破局に対して、人間は今から準備できることは何もありません。そして、そういう破局を避けることも出来ません。「そういうこともありうる」と肝に銘じて、今日何をするのかを考えたいものです。