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集中力・処理能力・判断力を鍛えるおかだ式

開発者=岡田康之(おかだやすゆき)のつぶやき

悪法も法なり

今日は4月27日。紀元前399年にギリシャの哲学者ソクラテスが亡くなった日です。

 

って、そんな昔の日付は信用できるのかという問題はさておき、ソクラテスさんはドクニンジンを飲んで自殺しました。その理由は「死刑判決を受けたから」だそうです。

 

別に、ソクラテスは殺人をしたわけではありません。

 

ソクラテスはいろんな事を知っていたけれど、知らないこともいっぱいある事も知っていたのですね。そこでいろいろな事を知っていて賢い人と言われている人を探しては、話を聞きに行ったのですが、どの人よりもソクラテスの方が智慧があったというのです。それが有名な「無知の知」です。「知らない事を知っている」ということですね。

 

昨日の記事にも書きましたことですが「知らないことを知らないと自覚することがとても大事だ」と、ソクラテスも分かっていたようです。

 

でも、こんな事を言われるのは「賢い人」にとっては辛いことかもしれません。

 

 

たとえば「日本の異常気象の原因はエルニーニョ現象のせいだ」という専門家が多いですね。

 

エルニーニョ現象」というのは、日付変更線付近から南米沿岸にかけての赤道付近の太平洋の海面の温度が平年より高い状態が1年くらい続く続く現象です。「そうなると日本の気候もおかしくなるんだ」と専門家に言われれば、「そんなもんか」と思う人も多いようです。

 

でも、ちょっと待ってください。どうしてエルニーニョ現象が起こると日本の気候がおかしくなるのかの仕組みについては、ニュースなどでもあまり話されていませんね。理屈も無くそんなこと言われてもねぇ…

 

そこで調べてみると気象庁の説明がありました。でも少なくとも私には、この説明ではよく分かりません。そう言われてみればそうかもしれないのですが、そもそもなぜエルニーニョ現象が起こるかについては何も書かれていないからです。

 

ひょっとすれば日本の異常気象がエルニーニョ現象を起こしているのかもしれません。あるいは、もっと別の現象がエルニーニョ現象と日本の異常気象を起こしているのかもしれません。

 

分かっているのは「世界中の気象が『いわゆる通常の気候』からずれている」ということだけなのではないかと、私は思うのです。

 

 

さて、こんな事を言われた日には、気象庁の専門家は気分が悪いですよね。ソクラテスさんは、アテネのいろいろな所で賢い人や偉い人に聞きまくっては論破しまくっていたようです。それは嫌われても仕方ありません。その結果「死刑」の判決を受けてしまったのでしょう。

 

 

ところで、当時の死刑は今の死刑と違って、ちょっとお金を払えば逃げられたようです。でもソクラテスは筋を通す人でした。「悪法も法だ」と言って、自分が法を通したんだという主張を貫き知らせるために毒をあおって自殺したようです。

 

夏目漱石の卓見通り「知に働けば角が立つ」のですね。

クワバラクワバラ。