ていねいにスラスラと

おかだ式計算プリントシステムの開発者のつぶやき

分かっても出来ないことがあります

クレージーキャッツの「スーダラ節」ってご存知ですか?

 

1961年発売のレコードですから、今からちょうど55年前ですね。

 

歌っているのは、今は亡き植木等さん。


この歌の歌詞で、私が一番印象に残っているのは

わかっちゃいるけどやめられない

というところです。

 

よく真似して歌っていたので「あんまりふざけるな」と父に怒られました。

 

 

この歌詞は「人間、悪いことだと思っていてもやっちゃうことってあるよな」という心の叫びです。

 

当時の植木等さんのキャッチフレーズが「無責任男」で、ご自身は「そんなことで良いのだろうか」と悩まれていたそうです。そんな植木等さんに、浄土真宗大谷派のご住職だったお父さんが「この歌詞は親鸞聖人の教えに通じる」と言われて、まんざら世の中の役に立たないわけでもないかと、仕事を続けることに踏ん切りがついたのだとか。

 

 

人間、ダメだとわかっていてもできないこともあるというのは、まさに真実です。

 

それは学校の勉強でも同じです。分かっていても出来ないことはたくさんあります。

 

普通の授業や指導では「分からせよう」と働きかけることが多いです。ところが、分かってはいても出来ないことが出来るようになるためには、分からせることは無意味でしょう。

 

出来るようになるためには、修業をしなければなりません。

 

どうすれば少しでもマシな人間になっていけるのかを工夫し練習を続けないと、猿山のサルと同じになってしまうでしょう。

 

でも、すぐに出来ない自分を出来ないまま愛せないと、生きるのが辛くなるのも仕方がありません。そんなとき、スーダラ節が救いの歌になると思います。