ていねいにスラスラと

おかだ式計算プリントシステムの開発者のつぶやき

8歳までなら、発達障害を克服できる可能性が高いという人がいました

ホンマでっか!?TVに出ている脳科学者の澤口俊之さんの本「発達障害の改善と予防」を読みました。テレビでちょっとやばい雰囲気を感じていましたが、この本の内容はなかなか興味深いものでした。

 

注意欠陥多動性障害ADHD)・自閉症スペクトラム学習障害をはじめとする様々な発達障害は、押しなべて脳の高次機能の障害であるというのです。

 

そして、8歳くらいまでであれば、澤口さんの方法で簡単なトレーニングをすれば、かなりの割合で予防改善が出来るとのことでした。

 

原因は、脳の前頭前野の発達がいびつなことにある。その要因は遺伝的な要素だけではなく、食事や環境、とりわけお母さんとの関係やお友だちとの関係の中にさまざまあると書かれています。

 

このやり方ですれば全て解決するとか、このサプリメントで大丈夫といった話では無いので、共感がもてました。

 

手術や薬によって直接に脳の前頭前野を触るのではなく、悪い作用をする要因を出来るだけ取り除き、良い作用をするかかわりを重視するという考え方も納得がいきます。基本はお母さんとのコミュニケーション。それに加えておばあさんやお父さん、さらには保育園を含めて、どのように関わるのかも総合的にとらえられています。

 

しかも、その判断の背景には、専門的な論文によるデータがあると言われています。その部分は私が一次情報に触れられないので、鵜呑みにするわけにはいきませんが、私が500人あまりの生徒さんと付き合ってきた体験と矛盾することもあまり無いので、とりあえずは「間違っている」と言えないだけでなく、傾聴に値する考え方だと思いました。

 

澤口さんご自身がタッチされないと、正しい援助は難しいといわれているので、澤口方式を安易に取り入れるのはおすすめできませんが、子どもの発達について大雑把に書かれている部分はかなり参考になると思います。

 

検診でなんらかの「発達障害の疑い」を告げられた親御さんや、お子さんが生まれる前のお父さん・お母さんには一読をおすすめします。