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ていねいにスラスラと

おかだ式計算プリントシステムの開発者のつぶやき

数字の練習をするのなら、少なくとも140くらいまでは書けるようにしたほうが良いと思います

数字が書けるということと
道具として使えるということは
まったく別のことです。

 

スラスラと正確に書けるまで練習する

幼児が最初に数字を覚えるときの
まなびばの最低限の目標は

10分以内に1〜150までの数字が順番に書ける
というものです

時間を測るのは
スラスラと悩まずに書けるかどうか
を判断するためです


字を道具として使えるということは
字の書き方や形を気にすることなくスラスラと
しかも誰にでも読みやすい字が
書けなければなりません

早く書けても読めなければ意味がないからです

考えたり思い出したりしながら書けても
考えることに頭が使えないからです。

 

だから
ストップウォッチで時間を測って
どれくらいの時間で書けたかを
確かめながら練習するのです

位取りの意味がわかるということ
数字を書くだけなら
0〜9までの数字が書ければ必要十分です

けれどもアラビア数字は
位取りというシステムがわかっていないと
読むことができません


漢字で150は百五十と書きます

百は百だけで百=100です

百は読み間違えようがありません

二百であろうが七百であろうが二千三百であろうが
百は百です


ところが 1 5 0 と書いてあっても
百五十とは限りません

「一と五十」あるいは「十五と零」かも
「一と五と零」かもしれないのです

並んだ場所によって
数字の意味が変わるというルールが
わかっていないと
150は百五十とは読めないのです

 

まだ数字がわかっていない幼児が
数字を理解していくプロセスに付き合っていると
110と書くべきところを
1010と書く場面によく出会います


100 は百と読みますね

101・102・103…
と書いてくると
百と思っている時に書いているのは
「10」なわけです

そして109=百九になります

次の数は百十ですから
1010
と書く方がむしろ自然なのです


そう間違えたときに

百十は110と書くんだよ

と伝えるのです。

 

理屈ではなくルールとして伝えること

このときに
くわしい理屈を話しても
幼児が理解するはずもありません

だから
ルールだけを伝えるのです

そしてルールが身について
1〜150までの数字が
スラスラと書けるようになるまで
何度でも練習します。

3ケタまでの数字を見比べることで
はじめて位取りの仕組みを
何となく感じることができるのです

そうしてはじめて
「位取りのルール」が
それなりに分かるのです

その土台があって
4桁の数字への拡張への応用が
可能になるのです。

 

とりあえず今の課題ができればいい
というのではなく
将来的に考えていける材料を
確かに身につけてもらえるように
カリキュラムを考えるのが
私の仕事だと思っています

 

 

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