ていねいにスラスラと

おかだ式計算プリントシステムの開発者のつぶやき

結果を出すのは二の次で良い

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もうすぐ夏休みですね。

子どもたちにとっては長いお休み。でも、宿題が必ずあります。

子どもたちだけではなく、大人にも、いろいろな課題があるのではないでしょうか。子どもたちよりは短いとしても、少し長~い自由になる時間をどう使いたいですか?    

不自由な「自由研究」

実は「自由にしていいよ」と言われる何をしていいのか分からないってこと、ありませんか? 夏休みの宿題で一番困るのが自由研究だったり作文だったりしませんか?

「好きにしていいよ」と言われて困るのは「指示待ち人間」ということですが、あなたにも、そういうところがあるのではないですか?

自由研究って一番不自由な気がしませんか?

どうしてそんな風になる人が多いのでしょう。その理由はハッキリしています。学校の学習では「何をいつどうするのか」をほとんど全部先生が決めるからです。  

学校で、子どもはほとんど何も決められない

そもそも学校で習うことのほとんどには正解があります。答の出し方も決まっています。テストの問題も先生が決めます。結果としての成績や評価も先生が判断します。

 この事情は、大人でも大して変わらないことが多いです。

 仕事のノルマは上司が決める。やり方にはマニュアルがある。マニュアル通りに取り組みノルマを達成することが求められます。出た結果の判断も上司がします。

 ほぼ同じ構造ですよね?

 実はこんな学び方や仕事の仕方が通用する時代はとっくに終わっているのです。  

35歳で会社が倒産するかも…

なぜなら、今日の日本の企業の平均年齢が25年くらいになっているからです。平均ですから、5~10年で倒産する企業もかなりあります。老舗でも安心はできません。

学校を出て正社員で入社できても、その企業が10年目だとすれば40歳になる頃にはもう無くなっている可能性は低くありません。早い人なら30代で会社が無くなってしまう人も少なくないでしょう。

もはや上司の指示に従ってノルマを果たせば安心などと言う時代ではないのです。

ではどうすればいいのでしょう? 学生の間に「自分の頭で考えて自分で課題を決めて、出た結果の評価も自分でする」といった学び方を身につけるしかありません。

夏休みの課題は、そんな学び方に取り組む最適な問題です。  

学び方を変える7つのステップ

私の提案は、先生や上司に課題を決めてもらう学び方から、自分の感覚や興味関心、あるいは感情から出発して、答のない問題に取り組む学び方を学び直すことです。

ですから大事にするべきは、出された宿題を全部済ませることではありません。自分が感じている事から出発して、与えられた課題にどう取り組むかを検討し、実行し、振り返り、次への取り組みに活かすことです。

大まかな流れは

  1.課題をどんな風に感じているのかをていねいに探る。

  2.いつ何にどのように取り組むのかを決める。

  3.そうしたらどうなるのかを予想する。

  4.実際にやってみる。

  5.やった結果を振り返ってフーンと思う。

  6.改めるべき点を考える。

  7.次にするならどうしたいのかに思いを馳せる。

という感じで進めると良いでしょう。とりわけ大事なことは、自分で決めることと予想すること、そして振り返ることです。