ていねいにスラスラと

おかだ式計算プリントシステムの開発者のつぶやき

どうして受験勉強をするのか



中3のK君のお母さんに

「先生は、子どもに『こんな勉強何の役に立つんだ?』と聞かれたら、どう答えますか?」

と聞かれました。


「お子さんはどんな風に聞かれたんですか?」


と聞き直したら

「『高校なんか、入れるところに入ればいいんだから、受験勉強なんかしたくない。だいたい方程式とか関数なんか、お母さんもわかんないじゃないか。大人になっても使わないことを勉強しても意味がない』とか言われると、返す言葉がなくて」

と言われるのです。


そこで私は、こんな話をしていました。


たしかに「日本人の9割には英語は要らない」という人もいます。方程式なんか解く大人はほとんどいません。機械の設計をする人なら、三角関数微分積分も必要でしょうが、そんな大人は多くないでしょう。

では、どうして勉強するのかと言えば、勉強の仕方というか、学び方を身につける ためだ、と私は考えています。

大人になって社会の中で働けばもちろん、アルバイトをするにしても、やったことがない事をすることになります。大きな会社ならマニュアルがあったりするけれども、マニュアルがないような仕事もあります。マニュアルの作りようがない仕事もあります。


まず、マニュアルがあることなら、それを「どうやって自分のものにするのか」は知っておいたほうがいい。そのために、必ず正解がある問題が解けるようになることが目的の受験勉強は最適です。


そして、前の記事で書いた宿題の仕分けは「答がない問題に取り組む」ことです。マニュアルがなかったり、作れないような仕事をするための練習に、宿題リメイクは最適だと思っています。