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ていねいにスラスラと

おかだ式計算プリントシステムの開発者のつぶやき

宿題は 並盛の牛丼しかない吉野家に似ている


つるしの背広ってご存知ですか?


いわゆる既製服です。すでに作ってある背広が何種類もつるしてあって、その中から選んでスーツを買うのです。

実は私、足も手もかなり短いのに座高が結構あるし、お腹も少なからず出ているので、つるしの背広を買うと、すそ上げも袖つめもかなり必要になります。


ところで学校の宿題は、つるしの背広ほどのラインアップもありません。ふつうの宿題は、クラス全員に同じものを出るからです。Mサイズしか売っていない洋服屋さんのようなものです。

宿題には、大幅なすそ上げや袖つめが必要な子どももいれば、布を足して縫い直さなければ着られない子どもがいて当たり前なのです。

というわけで

「宿題は全部するのが当たり前」
「宿題の解答は正解でなければいけない」

というのは 完全な間違い だ、と私は考えています。宿題はリメイクしないとお子さんの学力や体力に合わないことが普通なのです。


いちばん簡単な宿題リメイクの方法は、問題を A B C の三つに分けることです。

A=やさしすぎる問題
 問題を少し見ただけでできるに決まっていると思える問題。

B=ちょうどの問題
 2〜3回に1回くらい間違えるか、答えを見て考えれば分かる問題

C=難しすぎる問題
 答えを見て5分くらい考えてもさっぱり分からない問題

真剣に取り組んで、お子さんの学力向上に意味があるのは「ちょうどの問題=B問題」だけと言ってもよい、と私は考えています。

やさしすぎる問題=A問題は、いくら解いても、疲れるだけで力はつきません。できるに決まっているのですから。

難しすぎる問題=C問題を解こうとするのは、ほとんど拷問です。学校で教えてもらっても分からない問題が、自分で考えてできるわけがありません。

問題を一つ一つ分けて

A問題なら
 テキトーにやっつける

B問題なら
 真剣に取り組む

C問題なら
 答があれば写す
 答えがなければ「わかりません」と書く

のです。

ちょっと乱暴な提案のようですが、そんな意識を少し持つだけで、宿題の負担が軽くなるだけではなく、力のつくB問題に集中することで学習効果も上がります。

実はこの問題の分け方には、ある注意が必要ですが、それはまた次の機会ということにします。

とりあえず実験として、この問題はAかな? Bかな? Cかな? と考えるだけでも、宿題をすることに楽しみができると思うのですが、いかがでしょう…