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ていねいにスラスラと

おかだ式計算プリントシステムの開発者のつぶやき

自閉症児との出会い


進学塾を辞めて
一人ひとりの能力と気力と相談しながら
本人の意思を尊重して
何をどれくらいするのかを決める
今のスタイルの学習塾をはじめたのは
今から19年前のことでした

この方法なら
どんな子どもでも対応できる
という仮説を立てて
チラシに
「どんな子どもでも学べます」
と書きました

そうして
最初に問い合わせがあったのが
自閉症の子どもでした

自閉症という言葉は知っていましたが
どんな障害なのかは知りませんでした


そこで
ご本人に会うまでに
付け焼き刃で本を何冊か読みました

そうしてはじめて
自閉症でも
話ができる場合も
話ができない場合もある
と知りました

読めば読むほどわけが分かりません

結局出たとこ勝負で
生まれてはじめて
自閉症の子どもと会いました


実際にあって見ると
そこそこふつうに会話ができる
小学校3年生でした

確かに学校の勉強は
かなり遅れていましたし
話の通じ具合もギクシャクはしましたが
教材は数字の練習から
高校数学までありますから
やるべき課題はすぐにわかりました


こうして
生まれてはじめての
障害者とのつきあいが始まりました

進学塾でも
何百人という生徒とつきあってきて
みんなそれぞれ問題は違っていたし
何とかなるだろう
などと思っていました


それが傲慢な思いこみだったことに
すぐに気がつくことになるのですが……

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