ていねいにスラスラと

おかだ式計算プリントシステムの開発者のつぶやき

学び方の基本はむずかしいのです


まなびばで
幼児や障碍児が
字を学ぶ場合は
点線の数字をなぞることから
始めてもらいます

まなびばのプリントには
一枚一枚に
学習を終える時間が決まっています

最初は決まった時間の
2倍・3倍もかかることも
めずらしくありません

そのプリントを
毎日一枚
ズーッと続けて
数十枚もお稽古すると
時間内にほとんどずれないで
なぞれるようになります

そのころには
筆圧も高くなっていて
しっかりした線が引けるのです

そういう「基本」が身についてから
数字の練習に入るのです

単純な作業ですから
小学校3年生くらいになれば
とても毎日続けることは難しくなりますが
幼児や障碍児は
簡単にあきらめずに
できるようになるまで取り組むことが
少なくありません

実はこの取り組みで

 ていねいにすること
 毎日同じことに繰り返し取り組むこと
 自分の水準を自分で計ること


といった
学び方の基本を身につけていくのです

ですから
字を覚える前に
まなびばのプリントに取り組んでもらえたら
いいのになぁ
と思っています


実は
この点線の数字をなぞるプリントですが
小学生はもちろん大人でも
ていねいに取り組んでもらうと
時間がオーバーすることが
めずらしくありません

ふにゃふにゃの字を書いている子どもなら
まず時間内にはできません

できない自覚ができると
小学生や中学生でも
「やってみようかなぁ」
と思う子どもが出てきます


ねらいは早くできることではなく
ていねいになぞることです

時間がオーバーしても
端から端までなぞり
点線から1ミリもずれないように
取り組んでもらうと
本当に難しいのです

これができるようになると
縦・横のまっすぐな線と
丸がしっかり書けるようになるので
他の字もきれいになるのです

もちろん
学び方の基本も整っていきます



※ 改めてなぞるプリントの大事さを感じたのは
  この武井壮さんの記事を読んだからです



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