ていねいにスラスラと

おかだ式計算プリントシステムの開発者のつぶやき

三重県と東京都は別の国かもしれません


私は5年余り前に
三重県津市から東京都国立市
教室を移しました

三重県も東京都も
同じ日本だと思っていましたが
ずいぶん違っていました


言葉が違うことはもちろんですが
人間の気質も
ずいぶん違うと感じています


私の仕事は
学習プリントを使って
少し背伸びしたらできることを
背伸びしないでもできるようになるまで
挑戦し続ける学び方を
一人でも多くの人たちに
体験し血肉としてもらうことです

まずは
最初は合格できなかったプリントが
3〜5枚も挑戦すると合格できるという
やさしい壁を乗り越える体験から始めます

何度かやさしい壁を乗り越えれば
8〜10枚くらいの壁を乗り越えるのも
それほど大変ではなくなります

そうして半年もすれば
20〜30枚くらいの壁でも
そのうち何とかなるだろう
と思えるようになっていく

津市近辺の子どもたちと
15年近くつきあってきて
そんなものだと思っていたのです


ところが東京の子どもたちは
かなりようすが違いました

やさしい壁を10回くらいも乗り越えても
ちょっと高い壁にぶつかると
ガクンと気力が落ちる子どもが少なくないのです

具体的にいえば
5分でできると合格となるプリントに
最初12分もかかると

 もうできない

という感じになるのです

それでも
なだめたりすかしたりして
取り組んでもらってみると

 12分 ⇒ 11分 ⇒ 9分 ⇒ 8分 
 ⇒ 8分 ⇒ 10分 ⇒ 13分 ⇒ 12分

といった具合に
始めのうちこそ縮まっていた時間が
最初より時間がかかったりするのです

三重県では
少し延びることは良くありましたが
すぐに戻るのが普通でした

1ヶ月も休めば
最初に取り組んだときより
時間がかかることもありましたが

ズーッと毎日取り組んでいたり
せいぜい2〜2日しか休んでいないのに
最初より時間がかかることが
何度もあったのです…

そうなったときの
プリントに取り組んでいる様子を見ると
途中で完全に目も手も脳も停止しています


東京の子どもたちの打たれ弱さは
三重県にいた頃には想像もできなかったほどなのです


だからこそ尚さら
東京の子どもたちに
地道にこのプリント学習に
取り組んでもらいたい
という思いは強くなっています

たとえば
一度合格したら次のプリントに進んでもいい
という基準を
2回連続で合格しないと
次のプリントには進まない方がいい
と少しずらしてみるとか
一人ひとりの子どもの様子を見ながら
いろいろと工夫をしているところです
 


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