ていねいにスラスラと

おかだ式計算プリントシステムの開発者のつぶやき

センター試験が終わって思ったこと


大学入試センター試験センター試験)の前身は
大学共通第一次学力試験(共通一次)でした

国公立の大学入試で
難問・奇問が出されないようにして
「入試地獄」を解消しようというねらいで
企画されたそうです

膨大な受験生の答案を採点する必要に迫られて
答の選択肢番号を鉛筆で印をつける
マークシート方式が採用されました

選択肢を選ぶ問題による共通一次の結果だけでは
受験生がどれくらいの知識や技術を身につけているのかが
見極められないということで
大学は個々に二次試験を実施します

受験生にしてみれば
それまでは一回テストを受ければ合否が決まったのに
二回のテストを受けなければならなくなったわけです

「新たな入試地獄の始まり」
だったのかもしれません


センター試験になって私立大学も参加することになり
受験生の数は増えその質も変わりました

それでも平均点を60点にすることが
センター試験の課題とされています

もちろん出題範囲は
教科書に書かれている内容だけ
ということになっています

普通に問題を作るだけであれば
そこそこ優秀な学生たちいなら生徒たちは
満点近く取ることになってしまいます


そこで
もってまわった考え方を論理を
わざわざ使ってケアレスミスを誘ったり
常識的で解答すると誤りになるような出題が
未だにつづいています

さらに私立大学では
センター試験を利用するかしないかに加え
日程・受験科目の選択肢も多岐にわたっています

どの大学を受験するかによって
そのための勉強する内容も大きく変わります

おまけに
AO入試一芸入試に加え
推薦制度もいくつに分かれてきました

いまや大学入試というシステムは
そのすべてを理解できている人はいない
と言っても良いほどに複雑怪奇なのです


そのうえ
センター試験や予備校等による模擬試験によって
大学や学部学科ごとの順位やランク分けだけは
以前にもましてハッキリしてきています

入試地獄の解消という当初のねらいとは
かなり違うところに来てしまったなぁ
というのが正直な感想です

人間の企ての限界を見る気分です



もし私が大学を作るとしたら
最低限必要な知識は一応テストをして
クリアーできた人には全員あって
世間話をそこそこすれば
ついてこれそうかどうかは分かるので
直観で決めるでしょうか

それでも人数が多ければ
阿弥陀くじにするかもしれません

運も実力のうちですから


                        ペタしてね