ていねいにスラスラと

おかだ式計算プリントシステムの開発者のつぶやき

学習は教えてもらうことではありません




私は以前
進学塾で数学と物理を教えていました

1コマの時間は学年によって違い
50分・70分・100分と
さまざまでした

時間に関係なく
授業で何を分かってほしいのかを考え
話す内容を用意していました


一年間で学ぶべきことは
文部科学省の指導要領や
学校のカリキュラムで
はじめから決まっているので
全体としては考える余地がありません

けれども生徒の理解力や
次の定期テストの試験範囲などから
最低限分かってほしいことを
しぼり込んでいました

全部話そうとすれば
いくら時間があっても足らないからです


たとえば
高1の数学の大きな話題に全部ふれて
ある程度の問題が解けることを目指せば
少なくとも500問くらいは解説したいのです

ところが授業は週2回としても
夏休みや冬休みもあるので
年間に100回くらいしかできません

1コマで解説できる問題は
4〜5問くらいですから
お話しするだけで終わってしまいます


問題は
一度話せばその本質が伝わる
などということは起こらないことです

一度話せば内容は覚えているし
その意味も自分の言葉で話せる
といった生徒さんもいましたが
それは進学校の中でもトップクラスの
ごく一部の子どもたちでしかありません

多くの子どもたちは
しっかり理解できるようになるまでに
話を聞いてから少なくとも3〜5回は
演習することが必要なようです


もし塾の授業でそれをやろうとすると
解説できる問題数は200問以下になります

状況に合わせて間引いても
話したいことの半分も話せないのが
進学塾というシステムなのです


その事情は
一斉授業でも個別指導でも
ほとんど変わりはないと
思います

仮に一年で必要な演習の量が
500問×3回=1500問だとすると
一年は52週ありますが
盆と正月を抜いて50週と考えれば
毎週30問することになります

100分授業が2コマあっても
1コマ15問ですから
1問に10分も使えないのです

要するに塾や学校とは関係なく
家で学習できないとこなせるわけがないのです


それでも私の授業を受けながら
できるようになった生徒は
いくらでもいます

でもその生徒たちは
私の教え方がよかったから
できるようになったわけではありません

自分に必要な問題を自分で選び
自分で演習をするようになったので
できるようになったのです

高校の範囲を身につけたければ
家庭や図書館といった場所で
自分で学習する他ないのです


  自分ですることを自分で決めて
  自分で決めたことを自分でして
  自分がしたことを自分で評価し
  次にやることを自分で決める

そんな風に学べる人になってほしい
と考えて考えて
今のところベストだと思っているのが
今のまなびばのシステムです

                    

   まなびばの考え方を
    無料のメール講座でお届けしています。
    くわしくはコチラから ⇒ ★




人気ブログランキング