ていねいにスラスラと

おかだ式計算プリントシステムの開発者のつぶやき

静かな集中力




集中するというと
一心不乱にのめり込むこと
かのように思う人がいます

そんな集中がいるのは
オリンピックの選手とか
ジェット戦闘機のパイロット
といった特別な人でしょう

オリンピックの選手でも
毎日の練習では
ひたすらのめり込むだけでは
ないと思うのです

いろいろと試して
振りかえって
こうすればいいという
感じをつかんで
そこに集中していく

何ヶ月もかけて
そういう準備をして
試合の日に臨み
ここぞという一瞬に
文字通り全身全霊をかけて
集中する

そうでなければ
たとえば体操競技の鉄棒などで
大技をきれいに決めることは
できないことでしょう

もちろん
いつでもどこでも
できることでもない
と思うのです


私が生徒の皆さんにしてほしいのは
日常の学習の中での集中ですから
オリンピックの当日のような集中
ではありません

言ってみれば
車の運転に求められるような
集中なのです

  横道から歩行者が飛び出してこないか

  前の自転車がふらつかないか

  信号はどれくらいで変わるか

いろんなことが起きても
サッと対応できる集中です

そこには誰よりも早くとか
誰々には負けたくないとか
いった競争心はいりません

一心不乱というよりも
ホワンとしていて
それでいて確かで
あわてず騒がずの
静かな集中力なのです


                                             
ペタしてね