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ていねいにスラスラと

おかだ式計算プリントシステムの開発者のつぶやき

できるだけゆっくりと取り組むこと


小4のT君は今
くり下がりのあるひき算の筆算に
取り組んでいます

繰り下がりのある筆算の中でも

といった問題に苦労しています

その前までのプリントはクリアしたのですが
今取り組んでいるプリントになってから
ミスが続発してなかなか減りません

最初のときは
3分の2くらいも間違えて
一週間続けたのですが
まだ半分近く間違えています

時間も3分ほどオーバーしています

 「ねぇT君
  時間内にやろうとしてない?」

 「はい」

 「どうして?」

 「時間内でやらないとダメなんでしょ?」

 「違うよ
  最初は3倍かかってもいいんだよ」

 「そうなんですかぁ?」

 「うん
  ちゃんと身についていないことや
  よくわかっていないことは
  最初は2倍かかることは良くあるし
  3倍かかることもあるよ」

 「でも時間がオーバーしたら
  次には行けないんでしょ?」

 「そうだね
  でも続けて練習すれば
  最初は3倍かかっていても
  必ず時間内でできるようになるよ」

 「本当ですか?」

 「続ければね」

 「いつまでかかるか分からないですよねぇ?」

 「そうねぇ
  10枚か30枚か100枚か…

  でも必ずできるようになるよ」

 「30枚で一ヶ月ですよ」

 「そうだね

  でもできないのに放っておくより
  いいでしょ

  あきらめない心も育つし」

 「もっと早くできるようになりませんか?」

 「1日2枚とか3枚に増やすことかな」

 「それは…」

 「じゃあ地道にコツコツでいいと思うよ

  それより一枚のプリントをするときに
  急いでやらないで
  心をこめることが大切だと思うよ

  今日は2倍以上時間をかけるつもりで
  ゆっくりやってみたら?」

心を落ち着けてやったせいか
その日のT君はミスが半分以下に減りましたが
時間は1分ほど伸びただけでした

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