ていねいにスラスラと

おかだ式計算プリントシステムの開発者のつぶやき

仕事にするのは好きなことではなくても良い

☆ シリーズ 学ぶ人 3

  落合 一民 さん (旅行代理店カイラス・54歳)  〜 その1 〜


落合さんが経営されている
旅行会社カイラスが得意とするのは
オーダーメイドの秘境の旅です

インド、チベットブータンなど
お客さんの人となりに合わせて企画を練り
落合さん自ら添乗員として参加される
大手ではありえないプランが
目白押しの旅行代理店です

もちろん落合さんご自身も
無類の旅行好きです


子どもの頃は
アメリカにあこがれていた落合さん

小学生の頃に
自分で英語の参考書を買って
自分で勉強して修学旅行で
外国人に話しかけていたそうです

当然のように
外国語大学に入り英語を勉強され
旅行が大好きだったのですが
最初のお勤めは貿易会社だったそうです


岡田:
旅行会社に入る気はなかったんですか?

落合:
本当に好きなことは仕事にしたらアカンって
思い込んでたんですね

いつ誰から言われたのかは
よう分かりませんが…

岡田:
そうですか

それで貿易会社に入って
どんなお仕事をされていたんですか?

落合:
はじめに担当したのは
工場のプラントを輸出する部門でした

それで現地に行って
作業着を着て組み立てをすることになって
「嫌やなぁ」って思ったんですよ

そんなんするために貿易会社に入ったんちゃうぞ
って思ってね

岡田:
それでもお仕事やから

落合:
そうですね

ところがこれがやってみると
オモシロかったんですよ

岡田:
何でもやってみるもんですねぇ

落合:
そのうち現地で工場を立ち上げて
軌道に乗るまで指導する
技術サービス部に配属されました

岡田:
外国でですか?

落合:
中国とか韓国とかですね

ボクね
中国語はそこで覚えたんですよ

教えてもらうと言うても
身振り手振りでね

文法なんかわからへんけど
今でも発音はムチャクチャいい
っていうことのようです

岡田:
仕事も面白いし
外国にもいけるのに
どうして辞められたんですか?

落合:
ちょっと大きな声では言えませんが
どんな会社でも多少のごまかしってあるでしょ

それが許せんかったんですわ

岡田:
正義漢なんですねぇ

落合:
いやぁ
まじめと言うか
若気の至りですね

岡田:
でも後悔はしてない

落合:
それはもちろん



※注:
 落合さんも私も関西人なので
 国立で話していても二人だと
 関西弁丸出しなので
 ライブ感を再現するために
 関西弁で書くことにしました


   ▲おちあい かずのり さん▲