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ていねいにスラスラと

おかだ式計算プリントシステムの開発者のつぶやき

絶対的な基準などありません


まなびばのプリントには
1枚1枚の学習時間が決まっています

学習時間が10分のプリントなら
10分でできて
ミスが2〜3個以下になるまでは
毎日1枚取り組み続けるのが
原則です

学習にかかった時間を
正しく計りたいので
ストップウォッチで計ります

この話をすると
ストップウォッチの
スタートボタンを押すやいなや
あわててプリントに取り組む子どもがいます

そういう時は

 スタートボタンを押してから
 ストップウォッチが動いているか
 確かめてからプリントを始めましょうね

と私は言います

あわてていい加減にではなく
心をこめてていねいに
学習してほしいからです

正確には計りたいのですが
5秒くらいの誤差には
大きな意味はないからです

また時間内でミスなくできても
次のプリントに進まなくても
かまいません


というのも
大事なことは
学習時間内にできることではなく
スラスラと悩まずにできること
だからです


実は一人ひとりの力には
大きな違いがあります

同じ年齢で
同じ地域で育ち
同じように学校に行っていても
一人ひとりの顔が違うほどに
もともと脳が動く早さには
かなりの違いがあるのです


車で言えば
軽自動車とスポーツカーほどにも
違っていることもあります

軽自動車くらいの回転力なら
学習時間ギリギリでも
悩まずにスラスラできているでしょう

スポーツカー並みの回転力なら
学習時間より1〜2分早くても
突っかかってやり直しだらけ
などということもあります


つまり
学習時間でできれば大丈夫
と言い切れるわけではないし
学習時間を10秒も超えていたらダメ
ともいうわけでもないのです

たとえば
障害がある人の場合などには
学習時間を1分増やすことを
原則にすることもあります


あくまで
一つの目安なので
学習の進み具合を見ながら
次に進んでも大丈夫な基準を
一人ひとりが勝ち取っていくように
援助するのが私の仕事なのです