ていねいにスラスラと

おかだ式計算プリントシステムの開発者のつぶやき

少しは無駄もある方がいいのです


傘を持っていなかったので
突然降り出した雨に
濡れて教室に入ってきたA君(高1)
との会話です

「天気予報を見なかったの?」
「いいえ」
「今は梅雨に戻ったみたいなものだからねぇ…」
「この間
 まなびばに来たときは
 傘を持って来たのですが
 結局降らずに無駄だったんですよ」
「それで今日は傘なしで来たの?」
「雲の様子はあやしかったんですが」
「傘を持ってきたときに
 雨が降らなかったとしても
 無駄ではないんじゃないの?」
「無駄でしょう
 使わなかったんだから」
「備えあれば憂い無し
 ってことわざもあるよ」
「でも少しぐらい雨に降られても
 死にはしませんから」
「けっこう濡れてるよ」
「風邪をひくかもしれませんね」
「夏風邪は長引くよ」
「そうかぁ」
「世の中無駄が大事なんだと思うよ」
「そうですかぁ…」
「人間の身体でも
 肺は一つあれば
 普通の暮らしはできるけれども
 二つあるでしょ」
「心臓も二つあるといいかも」
「神様も
 そこまでサービスが良くなかったんだね」