ていねいにスラスラと

おかだ式計算プリントシステムの開発者のつぶやき

一番うれしいのは仲間がいること

☆ シリーズ 学ぶ人 1
  川井 一平 さん(51歳) 〜 その3 〜
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歩きやすいサンダルたち


川井さんが印刷会社をやめた理由の一つは
新しいプランを考えても
会社という組織の中では
その実現が難しいことでした

確固とした組織は
どうしても保守的になり
前例のないことを実現するのには
大きな抵抗があったということです

独立すれば
物事を決めるのは自分です

商店主が連携すれば
どんどん新しいことが
実現できるだろう…

そのためには仲間がいる

そう考えた川井さんは
迷わず商店会や商工会に入られました


岡田:
 商店会はどうでしたか?

川井:
 確かに会社に比べれば
 固まった組織ではないのですが
 伝統もあるし上下関係もあるし
 一人ひとりの商店主も
 新しいことにたいする抵抗は
 根強くありました

 私のとっては
 軽い気持ちでいいことが
 一大決心が必要だったりするのです

岡田:

 予想とはぜんぜん違ったのですか?

川井:
 予想とは違いましたが
 少しずつ進めようと
 持ち寄りの飲み会を続けたり
 昔からのイベントにも積極的に参加したり
 新しいプランを考えては提案して
 実現できるように妥協したりしてきました

岡田:
 その結果
 最初のプランがある程度は実現できたのですか?

川井:
 靴屋を始める前に
 全部がわかっているわけではありません

 こんなことがやりたいなぁ
 と思ったことを丁寧に企画にして
 皆さんに提案して
 やれることをやってみると
 以前に見えなかったことが見えてくる

 その上で次の企画を考える

 その繰り返しによって
 初めに考えていたこととは
 ずいぶん違うことになってきました

 いま一番ありがたいのは
 本当にいい仲間ができてきたことです

 会社も商店会も
 組織があれば良いというのではなく
 どんな人と
 どんなつながりを
 どのように作っていくのか

 それが面白いんです

 それに
 最後までつながれない人はいない
 と思っていますから



(おわり)