ていねいにスラスラと

おかだ式計算プリントシステムの開発者のつぶやき

みんなに丁度いい一斉授業はありません

クレヨンを削る


昨日の記事で
少なくとも大学受験では
授業だけでは対策は終わらない
とお話しました

さらに
高校受験や大学受験だけではなく
資格を取るための試験でも
正解が一つに決まっている問題を
その対策としての一斉授業には
根っこのところで
大きな無駄があります

というのは
どんなにクラス分けをしたところで
生徒の間には理解する力に差があるからです



一斉授業では
一人の先生のお話を
何人かの生徒が聞く形ですすみます

一番できる生徒にあわせて授業をすれば
ほとんどの生徒にとっては
ほとんどわからない話ばかり
ということになります

一番できない生徒にあわせて授業をすれば
ほとんどの生徒にとっては
わかりきっている話ばかり
ということになります

まん中くらいの生徒に合わせて授業をすれば
比較的できない生徒にとっては
わからない話ばかりだし
比較的できる生徒にとっては
わかりきった話ばかり
ということになります


というわけで
私が進学塾で教えていたころ
理想としていた授業の流れがあります

それは
クラス全員がわかる話からはじめて
だんだんむずかしくしていき
クライマックスでは
一番できる生徒でも
そんなこともあるのだ
と思えるような話まで持っていき
そのあとだんだんやさしくしていって
最後にはクラスの大半が
「よくわかった」
と思える
そんな授業です


もちろん実際に
そんな形で授業ができたことは
数えるほどしかありません


そして
そんな授業が
毎回実現できたとしても
生徒一人ひとりから見れば
授業の3分の2くらいは
むずしすぎる話か
わかりきっている話
なのです


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