ていねいにスラスラと

おかだ式計算プリントシステムの開発者のつぶやき

一次関数の授業:妄想編

 〜 学校教育を考える(4) 〜

蚊取り線香


大人の社会は
学力でも技能でも性格でも
さまざまな違いを抱えた人たちが
一緒に活動しているのですから
その準備をする学校でも
さまざまな違いを抱えた子どもたちが
一緒にいる時間があった方がいいと思います

たとえば
一次関数を教えるときに
高校入試問題が解けることを目的にするのなら
生徒はみんな文字式や方程式が解けないと
授業を進めることもむずかしくなります

現実の公立中学の生徒には
足し算もあやしい子どももいれば
進学塾ですでに勉強が終わっていて
ほとんどの一次関数の問題は
もう解けてしまう子どももいます

そんな状態で
私が一次関数の話をするのなら
たとえばバネにオモリをつりさげて
伸びを計ってグラフをつけるかもしれません

まず一直線のグラフにはならないので
誤差の話や近似の話もできます

一次関数の式とグラフの話もできます

うんと重いオモリを使って
ばねが伸びきって元に戻らないことを見せて
関数の限界の話もできます

線香に火をつけて
時間を区切ってグラフをつければ
時計の読み方や砂時計の原理の話もできるでしょう

蚊取り線香を使って
らせんの話もついでにできるかもしれません

関数の使い方と
現実の話を半分位すれば
イメージは伝わるでしょう

残りの時間は
足し算があやしい子には足し算の練習をしてもらい
進学塾のエリートには入試問題を解いてもらう

そんな風な教室ができると
いいなぁと思うのです


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