ていねいにスラスラと

おかだ式計算プリントシステムの開発者のつぶやき

目には目を?

 〜 体罰をめぐって 〜 (3)

仁王様


迷惑をかけられた人に
その迷惑の分だけ苦痛を与える
という考えから「罰」が
生まれたのかもしれません

江戸時代の敵討ちなどでは
被害者に縁のある人が
加害者に罰を与えること
だったのでしょうか

被害者は傷ついたり
死んだりしていて
誰かが代わりに仕返しをする

関係者同士が
仕返しに仕返しを重ねると
怨念が怨念を呼ぶことになりかねません

そこで
「領主」なり「お上」なりが
代わりに罰を下すという
という人間の知恵が
「刑罰」を生んだのではないか
と私は思っています


けれども教育の現場では
誰かに迷惑をかけた行為に応じて
先生が罰を下すことは
それほど多いわけではないでしょう

そこには教育的に必要を感じて
漢字を100回書かせたり
ムチやスリッパでたたいたり
水の入ったバケツを持って立たせたり
校庭を何週も走らせたり
という「罰」を与えるのでしょう


けれども
死刑を実施することで
殺人事件の件数が減らないように
罰を与えても
教師が望む変化が
生徒に起こるとは限りません


人を変えられるのは
他人ではなく