ていねいにスラスラと

おかだ式計算プリントシステムの開発者のつぶやき

かけ算の文章題の不思議 (その2)


クリスマスの袋 

【昨日の記事の問題】


 おさらが 5枚 あります。
 1さらに りんごが 3こずつ のって います。
 りんごは ぜんぶで 何こ あるでしょう。


に対して
コメントで説明をしてくださった方がいました


   *    *    *


■日本の算数では単位が重要視されているようです。
例えばリンゴの数とお皿の枚数の例で書くと、3個×5=15個となりますが、
×の記号の左側には問題で求める物の数字と単位を書き、記号の右側は何倍になるかの数字だけを書きます。
そして答えは、×の記号の左側に書いた単位を表すことになります。
このケースでは、3個の5倍で15個ということになります。

■5×3=15の場合は、5皿×3=15皿となりますから、式は間違っていることになります。
ちなみにアメリカではこの考え方を採用していませんので、どちらでも正解です。
この説明は、私が40年以上前に小学校の授業で受けた説明です。今も変わっていないと思います。


   *    *    *


たしかに
そう思っていらっしゃる先生が多いのでしょう


けれども私は
単位を大切にするというのに
お皿の単位がなくなることに
ひっかかってしまいます

お皿にも枚という単位があるのですから

 3個 × 5枚 = 15個

と考えたくなってしまうのです

さらに
お皿ではなく袋のときには

 3個 × 5袋 = 15個

となってしまい
もっと気持ちが悪くなります



本当に単位を大事にするのなら

 3 個/枚 × 5枚 = 15個

とするべきでしょう

これなら

 5皿 × 3個/枚 = 15個

でも同じ答えになり
昨日の記事で考えた説明と
式が同じ意味になります


もっともこれは
数学も教えている私だから
スッキリするだけのことでしょう


小学校2年生は
分数を習っていませんから
こんな単位の話をすると
頭がぐちゃぐちゃになると思われます
 

ちょっといい加減なところがあっても
良いのではないか
と私は思うです…