ていねいにスラスラと

おかだ式計算プリントシステムの開発者のつぶやき

前例のないことをするのは1人から

こども神輿


私が子ども会の会長を引き受けたときのことです

昭和天皇崩御されたことにより
その前の年度のお祭りが自粛され
子ども神輿も実施されませんでした


その年度の役員の方々が
次年度の子ども神輿をしたいかどうか
会員にアンケートを取られました

結果はほとんどの会員が
子ども神輿を担ぎたくないというものでした

子ども会の会員は年々減っていましたし
お神輿を担ぎたくないというは
子どもたちの本音でもありました

また保護者の方々も
もともとの地元の人はどんどん減り
ほとんどが別の土地から引っ越してきた人で
お祭りには興味がない人が増えていたのです


一方で
子ども神輿を作るにあたっては
いろいろな方から寄付はもちろん
労力も費やされています

長年かかわってきて
深い思いの方々もいらっしゃいます

熱心な氏子の皆さんの中には
今年こそ子ども神輿を出して欲しい
という意見も根強くありました


さてどうするか?


前年のアンケートの結果を公表して
「やりません」とすると
いろいろ問題が起きそうです

だからこそ
前年の役員の方々は
アンケート結果を公表しなかったのです


それでも
やりたくないという思いで固まっている
子ども会の保護者の皆さんを
その気にさせることは
絶望的でした

そもそも私を含めてその年の役員は
子ども神輿に関わった人が
1人もいなかったのですから



仕方がないので
子ども神輿を神社に奉納する儀式をして
それ以降は実施しないことにしました


これを実現するために
実に多くの人と話し合い
わかってもらうのは
本当に大変でした

「このことはあの人には内緒で」
ということがたくさんあったからです

全部オープンにしたら
まとまるものもまとまらないからです


「何かあったら私を悪者にして」
と話して回って
なんとか実現しました


前例をくつがえすのは
簡単ではありませんが
「絶対にこうする」と
誰か1人が決めれば
何とかなるものだ

と私は思っています