ていねいにスラスラと

おかだ式計算プリントシステムの開発者のつぶやき

引き算で 見えないことを見る練習ができます。


小学校では
くり上がりのある足し算や
くり下がりのある引き算では
くり上がったり下がったりするたびに
メモするように指導されます。


たとえば

 45ー28

の計算なら

 5−8

はできません。
そこで 5 の上に 15 と書き、
4 を 3 と書き直してから

 15−8=7

を計算し、 8 の下に 7 を書きます。
それから

 3−2=1

を計算し、 2 の下に 1 と書いて
答は 17 とするのです。



でもメモや書き直しをしないでも
くり下がったことを覚えておいて
計算することもできます。
 



私の場合は、 

5から8はひけないので、
8 に足して 10 になる 2 を 5に足して
8 の下に 7 を書きます。

引き算なのに足し算をしたので

 4−1=3

からさらに 2 を引いて
2 の下に 1 を書きます。

メモや書き直しの必要は
まったく感じません。



学校でメモや書き直しをするように
指導されるのは、
計算間違いを減らすためだと思われます。

私のやり方であれば
引き算なのに足し算をしたらくり下がる
というルールがはっきりしているので
メモなどしなくてもほとんど間違いません。

また、学校と同じやり方でも 
メモなどしなくても
練習さえすれば
間違わずにできるようになります。

ですから、私の教室では
くり下がりの引き算では
メモや書き直しをしない練習をしてもらいます。

そうすることで
くり下がりがあったことを
覚えながら
引き算をする練習ができるからです。

二つのことを同時進行するように
頭を使う練習です。

それは何も特別なことではなく
歩きながら考え事をしたりと
しょっちゅうやっていることです。

またメモをしないのは
目には見ていない 15 から
目で見えている 8 を引く練習です。

それは、
直接目で見えることだけでなく
見えていないこともイメージし
考えに入れる練習です。

こういう頭の使い方や
イメージで考える練習は
とても大事なことだと思います。


そして、もちろん
この練習をすることで
計算力や処理能力も
飛躍していきます。